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カンナさん大成功です!をみてきた。
好きな男のために全身整形をするカンナさんのおはなし。
整形することにより確かに幸せになれることもあるのだが、整形したからといって幸せになれるわけではないというもっともなストーリーが展開される。
自己、あるいは自らの思い出により構築される自我は、自分の顔とともに他者とのコミニュケーションを経て、形成される。
したがって、自分の顔を捨てるということはこれまでの自分を捨てることに等しく、整形する者が整形することによりつきつけられる問題は、他者からの偏見や中傷ではなく、自分自身の否定によるアイデンティティ・クライシスだ。
いいかえれば、過去の自分がもはや承認されえなくなるという引き金を引いたのが、他でもない自分自身であるという矛盾が、カンナさんを苦しめる。
実際に劇中のカンナさんは、最終的に、過去の自分の象徴である痴呆症の父を受け入れることで、アイデンティティ・クライシスを回避し、自我を保つことを選択する。
私達にとって、たとえそれがどんなに嫌な記憶であったとしても、過去の自分から逃れることは至難の業であり、逃れなくてもよいという解決策もありうるのだとうことをこの映画は提示している。
ところで、サンジュン役のチュ・ジンモはキムタクそっくりだと思うのは私だけだろうか。
ひょっとして、整形しているのでは。まあ、こんな顔になれるなら、整形したいね。
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主演のキム・アンジュンとチュ・ジンモ
好きな男のために全身整形をするカンナさんのおはなし。
整形することにより確かに幸せになれることもあるのだが、整形したからといって幸せになれるわけではないというもっともなストーリーが展開される。
自己、あるいは自らの思い出により構築される自我は、自分の顔とともに他者とのコミニュケーションを経て、形成される。
したがって、自分の顔を捨てるということはこれまでの自分を捨てることに等しく、整形する者が整形することによりつきつけられる問題は、他者からの偏見や中傷ではなく、自分自身の否定によるアイデンティティ・クライシスだ。
いいかえれば、過去の自分がもはや承認されえなくなるという引き金を引いたのが、他でもない自分自身であるという矛盾が、カンナさんを苦しめる。
実際に劇中のカンナさんは、最終的に、過去の自分の象徴である痴呆症の父を受け入れることで、アイデンティティ・クライシスを回避し、自我を保つことを選択する。
私達にとって、たとえそれがどんなに嫌な記憶であったとしても、過去の自分から逃れることは至難の業であり、逃れなくてもよいという解決策もありうるのだとうことをこの映画は提示している。
ところで、サンジュン役のチュ・ジンモはキムタクそっくりだと思うのは私だけだろうか。
ひょっとして、整形しているのでは。まあ、こんな顔になれるなら、整形したいね。
主演のキム・アンジュンとチュ・ジンモ
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